材料 エゾ松や国産杉(杉端材・間伐材・建築不適当材など) |
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手割り 皮を剥ぎ玉切りした丸太を木目通りにミカンの切り口状に細かく割ります。木材は成長する際、日当たりを求めて左右に旋廻(捻れ)しながら根を張り大きくなります。割箸にして真直ぐ割れるように熟練工員が木目を確認しながら、手作業で割ります。 |
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煮沸 滅菌するため車ごと蒸釜にいれ、煮沸して木をやわらかくします。 |
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スライス 木目にそってスライスします。熟練工員が手作業で、木目を確認しながら鋭利な刃物で薄い板状にします。 |
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刻み・乾燥 板状にした物を箸の寸法に刻み、温風で乾燥させます。 |
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成形 それぞれの全自動式整形機が『元禄箸』『利久箸』『末広箸』『天削箸』の形に整形し完成。どの箸も口当たりが良いようにと先を丸く作ります。また、手になじみ、手のなかで転がらないようにと、角箸でありながらも角の面取りをし、ミゾを丸く深くしています。 |
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袋詰め・ケース詰め 箸袋詰め、ポリ袋入れ、角巻等、お客様のニーズにあわせた商品仕上げ。 |
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廃材 割箸を作る工程でできる、剥がされた木皮は、煮沸・乾燥の為のボイラーの代替エネルギーとして燃料になり、端材はチップにして製紙会社に送られます。大切な資源を無駄にすることなく、とことん活用しています。 |
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自動利久箸製造機 | 製紙用チップ機 |
中本製箸株式会社