還暦つれづれ草


嵐去って気が抜ける

孫二人が帰っていった。 いや〜っ 大変だった。 疲れました。 息子の家族4人が4晩泊まったのだが
3度の食事と何をして遊び、時間を潰すかこれのみに尽きる感じだ。幸いにして来年小学校入学となる
女の子はローラーブレードを持って来たので、都会では味わえない快適な野外のローラースケート場で
存分に滑ることが出来たのだ。

手入れのゆき届いた芝生が取り囲む、1人かせいぜい2人位しか利用していない1周220mのスケート
場。駐車場もあり綺麗なトイレもある。 それがいつでも無料で使えるのだから都会では考えられない様
な贅沢な環境だ。初秋の陽射しの中で、孫はヘルメットの横顔に汗を滴らせながら滑っていたのだった。



プールでも遊んだ。ここでは来月3歳になるりょう君がはしゃぎまくっていたそうだ。木材で作られた子供
向けのジャングルジム?の様なものもあり、孫達は親に見守られながら遊んだのだが、少し驚いたのは
女の子はほんの少しでもクモの巣があると嫌がって避けていたし、りょう君は赤トンボに追いかけられて
半べそかいて逃げ回っていたことだ。トンボと云えば優しいイメージがするのだが、都会ではあまり身近
ではないのだろう。

機関車トーマスの大ファンであるりょう君は、本物の機関車に乗って触って大満足の様子。なんでもこち
らへ来る途中で富士急ハイランドの中にあるトーマスランドで遊んできたそうである。いろいろと買いたい
グッズが沢山あったのだけれど我慢したのだそうだ。



食事が一番大変だが、当家の場合だいたい食べに行くところが決まっていて、まずは近所の馴染みの
お寿司屋だ。この還暦つれづれ草には何回も登場しているお店だ。 よくしゃべるようになった男の子は
盛んに「動かない、動かない」とテーブルの上で手を横に滑らせている。 都会では子供を連れてはなか
なか普通の寿司屋へは行けませんから無理もないことです。

息子達も福井に来るのは年に1度か2度ですから、福井の定番の寿司、そば、ソースカツ、カミさん馴染
みの焼き肉屋と昼夜とも顔を出すところが沢山あります。それに孫もだんだん大きくなってきて、ファース
トフードのハンバーグの味でない本物の肉汁滴るハンバーグを食べさせてあげたいと、今回レストランが
加わりました。そうしたら帰りにスジ肉を頂いてしまい、最後の晩餐にはカミさんがスジ肉をじっくり煮込ん
だカレーライスを孫達のために作りました。大人達は勿論ふくらぎの刺身や鯖の昆布〆、カレイの干物な
どなどでビールを飲みました。アルコールが回るとカミさんの独壇場でしたね。

二人の息子が子供の頃は、カレーライスの時はいつも私が作っていたような気がします。

('04年9月26日)


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親子      息子と孫です