還暦つれづれ草


年金や本・カレーライスのこと

今日は年金が振り込まれる日だ。 いろいろと口座から引き落とされるものがあるので、あっちの
口座こっちの口座と、その日の内に入れておかないと、時として足りなくなって困ることがあるので、
今日は忙しい。山などに登っているわけにはいかないのである。
しかし、昨日今日と素晴らしい天気で、全く悔やまれるのだ。でも、殆ど人に出会わない、登山の対
象とされない雪の山を、私のような体力の無い者が独りで歩くというのは、早朝、暖かい布団から出る
ときに大きな気力を要する。前もって尾根への取り付き地点を確かめてあるとだいぶ気が楽なのでは
あるが。

そんな訳で金融機関を3つばかり廻ったが、昨日図書館から借りてきた本が面白くて、早く続きを読
みたくて仕方がない。この本は、日本の大きなお寺に4年間も住み込んで仕事をしたアメリカ人が、そ
の興味深い驚きに満ちたお寺の内情を綴ったものなのだ。私が昔、数回だが仕事でちょっと顔を出し
た永平寺の事を準備中の「古寺探訪」に載せたが、要するにお寺の世界も俗世間と何ら変わらないと
云うことなのである。

今日は本を読みながら久しぶりにカレー(ライス)を作った。作ったと言う程のことではないのだが、じゃ
がいも、ニンジン、玉葱、肉などを、皮を剥いたり刻んだりして煮て、あとはカレールウを溶かし込むだ
けだ。子供達が小さいときは時々作ったが、今回は明日からカミさんが茨城の息子のところへ出掛け
るので、その間の私の食事の何回かをカレーライスで済まそうということなのだ。私はこの日本風のカ
レーは大好きなので何回食べてもいいのだが、どうも食べた後の消化が遅いような気がする。大きな
鍋に10食分のカレーを作ったのだ。

('05年2月15日)

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