福井の小さな山歩記
四等三角点・大岩谷
久しぶりに山歩きということで、「福井の雪山U」に載っている三等三角点八飯にでもと考えて、今庄
の八飯地区にやってきた。しかし、林道は除雪がされていない。歩きにくい雪道を1.5kmも歩かねば
ならない。足跡があるから歩かれているのだろうが、私としては尾根に取り付くまでに疲れてしまう。
はたと考えて、それならすぐ尾根に取り付いて、少し低いが四等三角点の大岩谷までを往復しようという
ことにする。余裕があれば尾根伝いに三等三角点八飯にも行けないことはない。私にはまず無理だが。
林道から八飯集落を見下ろす 肉眼では私の車が見える
林道をちょっと歩いて橋を渡ったところから尾根に取り付く。地図ではハッキリしない地形だが、実際は
判りやすい尾根だった。急登で休み休みだが、473mのピークを目指した。ところが途中で林道に出た。
林道は傾斜が緩いので林道を歩いてみることにした。しかし、雪が柔らかく非常に歩きにくい。なかなか
辛い林道歩きだった。
四等三角点大岩谷 左から来るとこんもりして見えるが右側は平坦だ 何処もこんな風景だ
やがて上がってくる尾根にぶつかって終わる。その尾根を登りきると、やっと平坦な三角点へつながる
尾根に乗る。広い尾根で歩きやすい。8時に歩き始めて12時に三角点に到着。休みが多いのとやたら立
ち止まるので、私の登り時間はあてにならない。
戻りはその尾根を忠実に辿って下った。自動車を置いた近くに降りられて2時間弱だった。
下りの尾根は、脚がズボッと腰の辺りまでもぐることが何回もあって、登りに使った尾根を下ればよかった
と思うほどだった。しかし、下りに歩いた尾根には、何日か前の足跡がちょっと汚れた感じで浮き上がって
残っていて、それは三角点を通り越して続いていた。きっと健脚なのだろう。
('05年2月18日)
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広い尾根 茸は見当たらなかった