還暦つれづれ草
また一週間が過ぎる
18日の雪山歩きで、数日間両脚のふくらはぎが痛くて困った。無理せずに戻りに2時間しか掛からない
ところで止めておいたのだが、平坦な尾根だからともっと先に進んでいたらどうなっていただろう。しかし、
ふくらはぎが痛いと思っているうちに、またまた日が過ぎて山登りの機会を逃してしまっている。
20日の夜、カミさんが茨城の息子のところから戻って来た。 駅まで迎えに行って、そのまま近所の寿司
屋へ直行となった。 何しろこの5日間というもの、私は自分で作ったカレーライスを3・4回食べ鮭の切り身
を焼いたのが2回、糠みそ漬けもこねくり回したりしたし、好きな蕎麦屋には昼飯に一回行っただけだった。
この間アルコールも全然飲まなかったし、軽くお寿司屋で一杯やるのも許されるというものである。
カミさんも、小さい孫二人のいる所へ行って、なんやかやと大変だったに違いない。福井へ戻ってほっと
した気分で一杯やりたいに違いないのだ。 予想通り寿司屋に座るなり機関銃の様にあちらでの様子を
しゃべりだしたのだ。腹を抱えて笑う様な話で酔いも早いのか、ますます調子が上がってくるのだった。
23日はカミさんと敦賀の山へ登る予定にしていたのだが、どうも天気がいまいちみたいなので、前夜の
うちに止めておこうということにしてしまった。私は朝6時前には起きていたが、雨っぽくてやはり駄目かな
と思っていたが、日中はぱらつく程度で、春一番が吹いたという。嶺南の山なら登れたなあと、また後悔
してしまった。そこで、ちょっとカミさんとドライブして、小さな山の登山口を見に行くことにした。まだ通った
ことのない道だし、登山口までどの位の時間が掛かるかも判ったら都合がいい。
迷うことなく目的地に着いて、運動の為に少し長靴で林道を歩くことにする。なかなか歩きにくくて、私は
汗びっしょりになる。何故か汗をかくのはいつも私だけでカミさんはほとんど汗が出ない。途中で止めてお
こうと2度も立ち止まったが、ついに林道の終わり、標識のある尾根への取り付き地点まで歩いた。 50
分近くも掛かったのだ。これで天気が良ければいつでも登れる。私に似合いの小さな山だ。
この様にしてまた一週間が過ぎて行く。
('05年2月24日)
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