台風被害や吹き替えのこと
今回、能登の小さな隠れ家に4泊したのは、先日の23号台風で被害を蒙ったので様子を確かめたり
枯葉や小枝で埋まったサンデッキを掃除したりするためだった。そればかりではつまらないので、雨の
中、能登の最高峰 宝達山にも登った。
左の写真は23号台風の前日のもの 右は通過後
被害は、世界の衛星電波を捕らえるパラボラアンテナがもぎ取られて落下、その衝撃のためかパーフェ
クTVも見えなくなってしまった。もうパラボラは修復不能だ。金も無いのでこのまま放置することになる。
それに裏の小さな広場の唯一の大木が完全にではないがほとんど倒れかかっている。
このパラボラアンテナでは、数え切れないくらいのチャンネルを見ることができたが、特にヨーロッパの
6カ国くらいのチャンネルを鮮明に見ることが出来たし他局へ配信しているニュースソースも見ることが
出来た。
勿論、私は日本語以外は理解できないのだが、画像の伝達する情報量は多いので、見ていて飽きな
いものもある。日本の映画やアニメも海外で沢山放映されている。日本のアニメも中国語に吹き替えら
れて放映されていたし、見たことのあるアメリカの映画が中国語に吹き替えられていたりすると、吹き出
しそうになってしまう。どうもピンとこないのだ。
最近は、韓国物のテレビドラマが日本でも沢山放映されているが、これもどうも頂けないものが多い。
NHKBSの「チャングムの誓い」にしても字幕で先に全部見たので、声優の役回りがどうも適任でない
なあと思ったりする。「冬ソナ」にしてもそうだ。吹き替えでないほうがずっと声に迫力が感じられるのだ。
まあ、吹き替え版しか見なければ何の疑問も持たないのかもしれないが、騒がれている韓国の俳優に
しても地声の方が余程響きがいいし、その場の雰囲気に相応しいのである。
しかし、チャングムの中で日本の侍が出てくる場面があるのだが、これは笑ってしまうので、これだけは
正しい日本語に吹き替えて貰いたいものだ。
台風の被害ではないが、三日目の晩、寝る部屋の小さいテレビをつけて、今日は色が少しおかしいか
なと思った途端、凄まじい音がして内部で火花が飛んでいる. 電源を切ってまた入れてみたが、また
火花が飛んで特有の臭いがしてきた。これでこのテレビは一巻の終わりとなった。製造年月日を見た
ら82年1〜6月とあった。まあ、仕方がないか。