還暦つれづれ草


カミさんと大佛寺山散策

今日、12月5日金曜日は朝から快晴である。天気予報を見ると明日から崩れるみたいで、カミさんと
何処かへ行くのなら今日しかないのでは等と話をしていた。でも、朝飯を食べてから3回程洗濯機を
回していたら10時を過ぎてしまった。洗濯物を干していると、これは良い天気だやっぱり何処かへ行
かなくてはと云うことになったのだ。

何処へ行くか、時間的に近場でと11月にブナのマスターご夫妻が登られて、道がとても整備されて
いたとお聞きした、永平寺の奥から登る大佛寺山に向かうことに。ごく最近の情報ではなめ茸が沢山
採れたとのことである。途中コンビニに寄って、永平寺ダムサイトの登山口から歩き出したのは11時
40分になってしまっていた。

聞いてはいたが、大佛寺山と虎斑の滝への分岐点まで林道が出来ていて、もう、あの沢をあっち渉り
こっち渉りすることなく、沢を下に見て歩くのだ。今年4月に歩いた後でのこの変わり様に驚いた。確か
に少し難しい道で、滑って沢に落ちた人もいたし、私も滑ってころんだ時にストックを沢に流してしまった
のだ。もう誰でも全然心配なく歩ける様になったのだ。う〜んと、うなってしまう。

 

           大佛寺山への登山道           林道(写真上部)から虎斑の滝と大佛寺山への分岐点へ渉る処

分岐点から虎斑の滝方面は何も変わっていなかった。安心したというか、このくらいは自然のままでい
いのではと思う。大佛寺山への登り道は多くの丸木の階段が付けられて、大変登りやすくなっていた。
私は平成12年('00年)11月に吉峰寺から登ってきて大佛寺山から永平寺へ下ったのだが、そのとき
は大佛寺山からすぐ下の大佛寺跡までがすごく急坂で滑りやすかった記憶があるが、その急な部分が
階段となってとても楽だった。



大佛寺跡の石仏の一つ

そして、大佛寺跡からが石ころゴロゴロの沢を下ったのだが、落ち葉に覆われていてとても足元が不安
定だった。それが沢の横に丸木の階段がずっと付けられていて、楽ちん楽ちんという具合になっていた。
でも雰囲気の良いところだし、近郊であってピクニック気分で誰でも安全に登れる処も必要なのだろう。



大佛寺山(807.4m)山頂 後ろは白山連峰

今日は小春日和というのがぴったりの一日だった。山頂は風もなく暖かく、白山連峰がくっきりと望め、
カミさんも満足の様子で、さかんにあちこちへ写メールを送っていたのだ。そうすると返事が来るし、なか
なか忙しいのである。

家へ帰って洗濯物を取り込まなければいけないので、時間切れでなめ茸を捜しに林に分け入ることなく
車に戻った。歩き出してちょうど3時間だった。何はともあれ今日はよい日だった。

('03年12月5日)


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