還暦つれづれ草


歯の治療をする

耳が遠くなった代わりに目が近くなった、というのはお笑いの中に出てくる話だが、年をとるとあちこちと
傷んでくる。私も耳はまだしも、時々老眼鏡が欲しくなるこの頃なのである。4月で65歳だから、それも
また致し方ないのであるが、先週の金曜日、夕食を摂っていたらガリッときた。奥歯に詰めてあった金属
がとれたのだ。早速月曜日に歯医者に行ってきたが、1回では済まないのである。

私は極めて歯並びが悪い。4本の犬歯だけは立派に生えているのだが、これは出っ張っていて何の役に
も立たないものなのだ。そればかりか、口内を傷つけたりするし、両側の歯が後ろに回り込んでいて、食
物が詰まるので楊枝が欠かせない。それで、常々丁寧に歯磨きをしないと虫歯になりますよと言われてき
たのである。

そのうちついに犬歯と前歯に挟まれて後ろの方で小さくなっていた歯が、歯周病に冒されて抜けてしまい
ブリッジでの入れ歯となってしまった。だいぶ前のことなので、今さら文句を言う訳ではないが、食べ物が
詰まりやすいのは仕方がないとしても、気を付けて食べないと唇を噛むようなことが起こるのである。
その原因は 以前は後ろの方に控えていた歯を、前歯と犬歯との間にあって両側の歯と面を同じにしたから
だと思われるのだ。

それで殆どの場合、食事の時は外すことにしている。でも他人と外で食事をするとき、人の前で外すのは
格好よいものではない。 また、外してポケットに入れたまま忘れてしまうことが多く、なかなか面倒なもの
なのである。
食べ物が美味しく食べられないということは、毎日の生活にとって大変な損失で面白くないことだ。 たま
たまこのホームページを覗かれた皆さんは、歯みがきはきちんと丁寧に正しい方法で行いましょう。

('04年3月30日)



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