平家岳
平家岳(1441.5m)へは一昨年の9月2日に一人で登っている。その時は前半は雨に降られたが、
今日は綺麗な青空が見えていて雨は大丈夫の様子。ガタガタの面谷川沿いの道を走って行き、間も
なくお墓のところかなと思う処で道にテープが張られている。道路が完全に崩壊して途切れていたの
だ。
崩壊した道路 河原を歩く
そこから河原へ降りて堰堤を越えて道路へ上がるが、その先も大規模な土石流などで道路は完全に
無くなっていて、河原を歩くこと15分くらいで登山口に着く。お墓も一部流失している模様だ。登山口を
行くと以前は傾いた鉄製の橋を渡ったのだが、現在は太い丸太が架かっていて、それも落ちそうで沢に
降りなければならなかった。もの凄い自然の力を知らされる。
今日のメンバーは男性5人と女性3人の計8人、順調に歩を進める。一度登った所は近く感じるので、急
な登りはいつでも辛いが、早く頂上に到達した感じだった。陽は射さず歩き易すかった。遠くの山々には
雲がまとわりついていたが、御嶽山、白山、近くは荒島岳等々360度の景観を楽しむことが出来た。
山頂でくつろぐ皆さん 今日の三ばガラス
腰高くらいの低い灌木の中には紅葉しているものも多くあり秋が始まっていることを教えてくれる。茸の
収穫は無かったらしい。枯れた立木の立派な茸は月夜茸と云う毒茸だった。青紫のりんどうが道沿いに
沢山見られる。
頂上で食事をしていたら3人のグループが到着、なんとこの方達は私と同じ団地の人だったのだ。それに
してもよくしゃべるおばさんだった。あと3人の方々が今日平家岳に登られた。
風も無く穏やかな一日で何事もなく無事車に戻る。パークホテル九頭竜でお湯に浸かって帰る。ここは
沸かし湯らしいが300円と安く、日曜日というのに風呂は我々だけの貸し切り状態だった。
(9月29日)
<足跡>