還暦つれづれ草


確定申告書類提出

昨年は6月末で会社を辞めたので、年末調整がされていない。それ以後は厚生年金の支給を
受けているので、そういう人は確定申告をしなければいけないのだ。前回も確定申告をしたのは
会社を年度の途中で辞めたとき(首になったとき)なのだ。あまり面白くない時に限って確定申告
が必要になる。時にはど〜んと一時所得などがあって確定申告をしたいものである。

金沢国税局のホームページ上で提出フォームに入力してプリントアウトすることにしたが、その
前に一応確定申告の特集を載せている雑誌を購入して目を通した。でもあまりよく理解出来たと
は思えないが、各種証明書類を整理して入力をしてみた。そしたら、あっと云う間に終わりだった。

しかし、今回の確定申告は楽しみがない。医療費の支出は10万円以上なのだが、保険会社か
らの給付金があってダメ。第一、私が昨年に支払った源泉徴収税額は11万円ほどなのだから、
もともとたかが知れているのである。結局、8,520円が戻ってくる計算となった。

何処か記入が間違っていると困るので、プリントした書類を税務署に持っていって見てもらおうと
やって来たのだが、これがまた、いたって簡単なのだ。まあ、要点は押さえて見ているのだろうが
あまりに簡単なので驚いた。それでガチャピンと幅広のクリップでとめて大きなポストの様な書類
入れに放り込んでお終い。もう一度誰かがチェックするんでしょうけどねえ。

あっけなく済んだので少し気が抜けてしまった。今年度は収入は厚生年金と生命保険からのほん
の少しの支払いがあるだけなので、「老年者」になることもあり、所得税はほとんど掛からないこと
になると思われる。そうすると健康保険の適用がない治療を受けて支払う80万円を越える医療費
の控除は、申告しても意味が無いことになるのか。なにしろまけて貰うべき税金を納めてないのだ
から。なんとも寂しいことではある。

('04年3月1日)

追記  確定申告について色々な話が聞かれますが、65歳で厚生年金だけの人が健保料や各種保
険料の控除をして計算すると、還付される金額がマイナスになるので、税務署へ電話して聞いたそう
です。そしたら、そういう場合は申告の必要はありませんと云うので、沢山支払った保険料などの控除
はどうしてくれるのかと食い下がったのだそうです。そうしたら、市役所にでも行って相談してみてくれ
と言われたそうです。税金も払わない貧乏人には特典は無いんですよね。


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