還暦つれづれ草


出所祝い山上昼食会

汗だらだらで刈込池に到着、早速ワインで乾杯。すぐにぶなのマスターご夫妻が石焼きの準備
に取り掛かる。丸いプレートの縁にサザエが並び、内側でイカやカボチャ、ソーセージ等が次々
と焼かれる。さすがプロは手際良くて無駄がない。

あとの者はもっぱら飲む喰うで、ドッポさんの株屋の話、ひろろとろろさんの銀行の話や、うちの
カミさんのゴルフにまつわる香ばしい話に盛り上がるのだ。



ブナの林は静まりかえって、時折コノハヅク?の鳴き声が響き、カエルの斉唱が始まる。それも
間もなく止んで元の静寂に戻る。この日福井は35.4度にもなったが、ここは涼しくて我々グル
ープだけの貸し切りの別天地だった。

次ぎのメニューは天ぷらだ。エビの入ったかき揚げの揚げたてに粗塩をふって食べる。これが
美味しい。皆さんは帰りの車のこともあってアルコールは控え目なのに話ははずんで、あっと云
う間に時間は過ぎて締めは平壌冷麺だ。こんなに美味しいものがあっと言う間に出来てしまう
のだから驚きです。



何から何までぶなのマスター任せで申し訳ないのですが、そのためマスターの格好は写真の
様になってしまうのです。

まだ一度も一緒に山登りをしたことのない山仲間が、私の健康回復を祝って開いてくれた山上で
の食事会、皆さんの暖かい心が嬉しく、そして励まされました。これで病み上がりという気分に区
切りを付けて、これからまたマイペースで山歩き、峠歩きに精を出したいと思った次第です。

('04年7月7日)



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