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浅草岳さん、しつこくてすみません。 《極端な言い方になってしまいますが、病院は標準治療をしたら、それで終わりと言っていいと思っています》 私も100パーセントそのとおりだと思っています。 たとえば、全摘出手術をしてPSAが測定感度以下にまで低下した時点で、治療は成功したという区切りで、医者としては完了したことになり、治療の「縁」が切れるわけなのですね。 医者はPSA再発となるまでは「大丈夫です、心配はいりません」としか言いません。 あとは経過観察で、再発したらまた「新たな二つ目の病気」として割り切って治療を行うといった感じで、その間の「予後はどうなるのか、いかに再発をさせないか」といったところに対する対策が入っていません。 医者のプロセスとして、すべての病気がそういうことなのでしょうね。 「大勢の患者のための医者であって、医者のための患者ではない」ということだと思います。 いえ、私の担当医はとても親切で、意志の疎通がよく強い信頼関係があるのですよ。 しかし、このあたりはクリアできないと思います。
それでは、その部分を補うのはだれかというと、一応健康になったのだから、あとは自分の責任なのですね。 そのようなことに気がついている患者は、手さぐりで民間療法を含めた日々の健康法に取り組んでいるわけだと思います。 私も直後から再発回避、及び再発の遅延を目的に、温熱療法に真剣に取り組んでいます。 再発防止・遅延に対してどんな工夫があるのか、それが分からないのですよね。 このあたりは、一番、情報交換のほしいところなのですが、「変なやから」がおのれの利益のために入り込んできます。 「民間療法、東洋医学の話は一切お断り」といった掲示板もあります。
掲示板のみなさんの治療についての書き込みにつきまして、膨大なデータを整理して、私の貴重な財産として参考にさせていただいています。 そういったことで、掲示板の役割の大きさを身にしみて感じている私です。
以上、ほとんど浅草岳さんの考え方と同じでした。
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窪やんさん 投稿者:もみじ 投稿日:2011年 6月 8日(水)06時44分34秒
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小川さん、窪やんさん、みなさん、おはようございます。
窪やんさん 低値のPSAの動きであっても、このあたりの値はとても気になりますよね。 私も術後、丸4年でPSA0.11まで上昇しました。 手術直後のPSAは0.01で、その後0.05まで上昇して、ここから1年ほど横ばいが続き、その後、3ヶ月毎に0.01の上昇幅で、現在は0.11にまでなりました。 私の病院は0.4になったら次の治療に入ります。 0.2のところが一番多いようですね。 0.4以上になると転移の可能性がでてくるそうです。 0.1では再発によるものか、他の要因によるものか、判定がむずかしいようですね。 再発だったらPSA値は上昇だけで、横ばいにはなりえないと思います。
また上昇が一次関数的でしたら、原因不明で、その間は無治療で様子見ではないでしょうか。 前立腺がんの形状は、円、または球で増殖していくと仮定すると、2次関数的に上昇すると思います。 つまりスイッチが入ったように急上昇する時点までの直線的増加は、再発ではないと思っています。 ですので、0.2を超えたから自動的に次の治療へとはかぎらないと思っています。
また、横ばいが出現するのは、それまでの上昇分は、たとえば切断面にわずかの前立腺の切り残しがあって、これが活動を始めたものと思います。 つまり安心のサインですね。 このあたりは微妙なところですので、類似している多くの方の情報収集と、よくよくの研究が必要かなと思っています。 私も0.12あたりで、また横ばいになることを祈っています。
あまり理屈を書き込みますと、みなさんから敬遠されるので、このあたりで。
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おがわさん ありがとうございます。 週に2回ほど、皆様の書き込みを読ませていただいています。 自分のこれからを予知するための、貴重なデータを得られています。 ID単位にEXCELに投入して整理し私の医学書にしています。
浅草岳さん、ごぶさたしています。 浅草岳さんのPSAのグラフは私と相似しており、これからの私をみているような感じがします。 3年までは、極微増を続けていたということから、0.2に到達したら自動的な感じでホルモン療法というのも、何かわりきれませんね。 こういうケースの場合は、0.5くらいまで様子をみるのも有効ではないでしょうか。 ひょっとしたら、一定値のに達すると、横ばいもありえるような気もします。 LH−RHではなく、カソデックスが先だったのですね。
浅草岳さんは、2009年に白雲岳に登山されたとき、旭岳から入山したのですか。 私も登山が好きで、旭岳、白雲岳は10回ほど登っています。
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QOL 投稿者:もみじ 投稿日:2011年 6月10日(金)04時59分42秒
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おがわさん、みなさん、おはようございます。 北海道もようやく新緑の季節となりました。
浅草岳さん、私は大雪山系から近いところに25年ほど住んでいたことがありました。 銀泉台から赤岳は、秋の紅葉が有名で、わたしも毎年9月15日前後にはかならず銀泉台から登って緑岳から下山しています。 それと銀泉台の雲海は、まるで水墨画ですね。 2009年7月16日早朝から夕方にかけて、大雪山系トムラウシ山が悪天候に見舞われ、ツアーガイドを含む登山者9名が低体温症で死亡した事故のことですね。7月に凍え死ぬのですから、山は恐ろしいものです。
私も神経温存で、性機能は80%は回復して健在です。 反面、性機能を残すことに、ふたつの心配を持っています。 @全摘出では勃起神経は前立腺表面から剥離するため、このとき一緒にがん細胞も神経について残ってしまう可能性がある。つまり断端陽性率が高くなるので、再発率が高くなります。 A性的に興奮できることが、テストステロンの増加を招き、テストステロンが増加すると、これに依存してがん細胞が増殖する。 前立腺がんは男性ホルモンに依存して増殖します。 つまり、少しでもがん細胞のとり漏れがあると、再発しやすくなると思います。 浅草岳さんのいうように、PSAが血管にもれて全身にまわるのと同じように、初期がんであっても、すでに微細ながん細胞は全身に散らばっているはずです。 ただ、免疫力で抑制されて発症していないだけのことと思います。
こういったリスクを負っても、性機能は捨てがたいと私は思っています。
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[投稿日時] 2011年 6月24日(金)06時15分40秒 [題名]体重変化 [投稿者]もみじ
小川様、みなさま、おはようございます。
カネヨシ様の書き込みを、読ませていただきました。
山歩きは目標がはっきりするので、達成感がなんともいえませんね。
「山に行ってくると体重がはねあがる」というとこに、Reさせていただきました。
私も年に15回くらい、軽登山を楽しんでいます。
その都度、体重が2kgくらいは下がりますが、山から帰宅した直後が最低ではありません。
その後、2日くらいかけて、徐々に低下していきます。
その結果、山に行くと5日間くらいはストレスもなく、体調もよくなります。
カネヨシ様の、直後に体重が増加することはどうしても理解できませんが、数日後に最低になるということは、そのとおりだと思います。
体重減少分はエネルギーに変換されているので、体温があがります。
毎週登ると前立腺がん抑制に効果がでるかも知れませんね。
ちょっとしたことですが、よく観察していないと気がつきません。
ヘルニア 投稿者:もみじ 投稿日:2011年12月10日(土)07時27分43秒
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みなさん、こんにちは。久しぶりに書き込みです。
そけいヘルニアの手術を受けました。 全身麻酔で一週間の入院でした。 そけいヘルニアについては、日帰りで手術する病院もあり、一般的に3泊4日ですが、全摘出者は1週間です。 腹膜に癒着があるためと、傷口も大きく、また医療用新素材のメッシュを内側からあてる手法を取れないためです。 原因は全摘出した影響で、1〜3割の方がヘルニアになるそうです。 また、反対側もいずれはヘルニアになるとのことです。 つまり片方を補強すると、弱いもう片方に負担がかかるとのことです。 明確な予防方法もなく、手術しか治療方法はないとのことです。
初期のころ、そけい部が膨らんでいることに気が付いていたのですが、全摘出手術の際の切り口が中央からずれているため、左右非対称が原因と思っていました。 前立腺がんの手術後から、傷跡を中心に月1回位のペースで、デジカメで写真を撮って記録していました。
ここ2ヶ月ほど前から胃の調子が悪かったり、腸に違和感があり、便秘気味でした。 これがサインだったのですね。 そのうちに、立ち上がって動いていると膨らみ、横になると元に戻るようになりました。
これで決定的です。
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0.2 投稿者:もみじ 投稿日:2011年12月15日(木)21時07分46秒
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みなさん こんばんは。
窪やんさんのPSA推移に、私も酷似しています。 現在0.14で、あと6ヶ月前後で0.2に達すると推定しています。 0.1、0.2、0.4と、医療機関によって次の治療に入る判断の値はまちまちですね。 要は0.1は別な理由で上昇することもありえるのですね。 早合点してしまうと、不要な放射線治療を受けかねません。
0.4になると遠隔転移の可能性がでてきます。また、再発以外の他の理由で0.4を超えることは考えられなくなります。 それで中間の0.2の病院が多いのですね。 0.1でも0.2でも、そこから横ばいになる可能性もあります。 どのようなカーブで上昇するかですね。 私は0.3くらいまで様子を見ようと思っています。
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HIFU 投稿者:もみじ 投稿日:2012年 2月 1日(水)06時23分2秒
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みなさん おはようございます。
私も最初の治療はHIFUにするつもりだったのですが、訪問した病院が最新の放射線治療機器を導入したばかりだったので、的外れの放射線治療を進められてしまいました。 放射線機器を導入したばかりで、実績のない病院では心配ですからね。 HIFU以外なら、実績のある他の病院と思い、病院を変えて全摘出となりました。
全身麻酔での身体深部の全摘出手術によるダメージ、放射線の恐ろしさと後遺症、不運にして再発したとき、治療の選択肢の幅を考えるとき、やはり温熱系の治療が優先ですね。
HIFUが実績を積み、標準治療として早く認められて、これから発見される前立腺がん患者の福音になればよいと思います。 |
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小川様、みなさん、こんばんは。 浅草岳さんの書き込みは、いろいろと考えさせられます。 私も病理検査の結果、断端陽性でしたので、早い話が前立腺がんの取りこぼしがあった事で、いずれは再発します。 そこで、なんとかPSAの上昇を遅らせて、再発の先送りができないかということがテーマです。 私の場合は、前にもこちらに書き込んだように、温熱療法に力を入れています。 口に入れるものは警戒心があって、とても効果を期待できる気持ちには、なれないものなので。 この1年0.14→0.15で、なんとか抑制できているかなと思っています。 PSAの上昇巾は、わずかですが、必ず上昇が続いています。 もともとのスタートは0.01でした。 このわずかの差の上昇で済んでいることが、温熱療法の効果なのかなと、勝手に都合のよい方に判断しています。 小川様のHIFUでの0.14はパーフェクトですね。 HIFUは温熱治療の典型ですので、万が一再発するようなことがあっても、繰り返しのHIFU→手術→放射線→ホルモン→抗がん剤ですから、持ち駒が多いので、何もこわいものなしですね。 それぞれ考え方がありますが、最初にHIFUを選択するのがベターなのかなと思っています。 |
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Re:浅草岳さん 投稿者:もみじ 投稿日:2012年 7月11日(水)22時11分28秒
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小川様、皆様、こんばんは。
浅草岳さん、ハイパーサーミアを受けようと検討しました。 私の町では、2医療施設でハイパーサーミアを導入して、がん治療を行っています。 1件は、予約も受け付けられないほど、混み合っています。 もう1件に当たってみたのですが、まず検査入院、CTと、簡単には受けられないため、あきらめました。 外から暖める方法として、遠赤外線照射と、光線療法を行っています。 遠赤外線は1万円くらいのありふれた健康器具ですが、光と違って焦点を作ることができないため、ワンポイントで暖められない欠点があります。 また、低温火傷も負いやすい欠点があります。 光線療法は器具が親の代からあったので、それを使用しています。 カーボン棒に電流を流して、短絡させたときの光を照射する理屈です。 これは光の輻射熱なので、焦点がつくりやすいため、絵陰部だけを暖めることができ、熱の浸透性もよいようです。 ただし、器具は30万円くらいすると思います。 岩盤浴ですが、52度に30分もがんばっていると、直腸の深部でも38.5℃くらいに上昇します。 また、登山、ランニング等、発汗する様な、過激な運動も体温を内部から上昇させます。 いずれにしても、低体温をさけて、すこしでも体温をあげることにより、がん細胞の増殖を抑えたいといったところです。 穏やかですが、効果を期待しています。
先日、登った札幌岳から羊蹄山を望みました。
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