還暦つれづれ草


この３日間のこと

蟹その後
昨日は相次いで二人の息子の家から電話が掛かってきた。おばあちゃんから蟹が送られて来た
と言うのだ。可愛かった孫に食べさせたいとの思いからなのだろうが、カミさんにするとそんな高い
物を子供にまで送らなくてもいいのにと穏やかでないのである。
二人の息子は、おばあちゃんにお礼の電話を入れていたのだが、カミさんもおふくろさんへ電話を
入れた。蟹は高いし大人は食べられても、息子の小さい子供達に越前蟹というのはどうか。最近の
都会育ちの嫁さんでは、食べ方も教わっていなくて戸惑うだろうし、それなら小さい子供達も美味し
いらしく、よく食べるカレイの干物の方が安くて余程いいなどと言っている。勿論、今後送って貰うよ
うな機会があればということだが。だいぶ長話ののち、どうやらおばあちゃんも納得したらしい。

通夜
昨日朝早く、町内の代わったばかりの班長さんから電話が入った。前日そのお隣のご主人が亡く
なられたとのことだ。突然のことにびっくりした。まだ私より１０才も若い方で、確か一昨年は町内会
長を努められたりもしたからだ。３軒先の家なのに全く何も知らなかったのだ。多分奥さんが内密に
されていたのだろう。まあ、それが普通だと思うが。我が家みたいにすべてを白日のもとにさらすの
は変わり者の部類に入るのかも知れない。この亡くなられた方は、病気が見つかってから悪化する
のが早かったのだろうか。真面目な方だった。
通夜は廻り焼香で一般の人はすぐに済んだ。町内の近所の方に聞いてみたが、何の病気で亡くら
られたかは判らずじまいだった。

雪上散歩
運動不足がつのってきたみたいなので、新雪の雪山は体力的に難しいし、カミさんとちょっと雪の上
をスノーシューで歩いてこようと云うことになる。私がちょうど３年前に散歩した、勝山の長尾山総合
公園、あの恐竜博物館の所のスノーシューのためのコースを歩くことにした。そこらじゅう雪だらけな
のだからどこでも歩けばいい様な気もするが、いざ歩くとなるとなかなかこれと思いつくところがない。
天気の良い土曜の午後だというのに、閑散としている。それでもスキーの方は時折姿を見かけるが、
スノーシューのコースは踏み跡が無い。踏み入れるとずいぶんと深く沈み込む。これは大変だ。短い
距離だが汗ばんでくる。横道に入ったりしていたら、我々の足跡を踏んで若いアベックが通り過ぎて
行った。この辺りでこんなに深く沈み込むようでは、まだ、やたらに奥越の林道を歩き廻るわけにもい
かないようだ。後半は歩きやすいスキーのコースを歩いた。それでも１時間半ばかり歩いて出発地点
に戻ったのだった。（下に写真あり）

医療費控除
昨年もここに掲載したが今年も確定申告の季節がやって来る。平成１６年中に貰った厚生年金から
は税金が引かれてなかったし、申告しても還付される様な税金を納めていないのではと思ったのだ。
はたして確定申告をする必要があるのかと云う訳だ。そこでまた、国税庁のホームページを調べて
計算してみると、生命保険からの僅かばかりの年金から引かれている２万５千円ばかりの税金が
戻って来るみたいなのだ。それならばと確定申告書等作成コーナーの画面から入力すると、あっと
云う間に計算してくれた。確かに私の計算通りだった。
笑ってしまったのは、一生懸命になって昨年掛かった医療費を計算したのだが、医療費控除をする
前に課税所得は、すでに０円になっていたのである。ちなみに昨年一年間に支払った医療費の総額
は１１０万円だった。保険会社から貰った入院給付金は１０万５,０００円、これだと医療費控除の額は
９０万円近くになる計算だ。幾らあってもどうにもならないのだが。

（'０５年１月２２日）

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子供向けの場所ではありますが

スノーシューのコースには足跡がない　雪は深いです

お馴染み恐竜博物館