毎日が日曜日

1999年3月19日 金曜日

当て逃げされる

3月19日(金)の午前3時5分頃、ドーンと云う大きな音で目が覚めた。猛烈に
エンジンをふかして遠ざかる 車の音が聞こえた。二階の窓から道路を見下ろす
と、どうやら道路へお尻を少しはみだしていた、うちの車が やられたらしい。

右後部がぐしゃぐしゃで、前部の両側も、コンクリの壁ともう一台の車のバンパ
ーに押しつけられて、破損 している。見るも無惨な状態なのだ。すぐに110番
して現場検証をして貰う。
午前3時半頃、ご苦労さんだが二人の巡査がやってきた。写真を撮り、車検証
をコピーし、ほうきとちりとりを 貸してくれとのことで、散らばった破片を集めた。
私の見るところでは、うちの車の破片ばかりで、衝突車の物と思われるものが
見当たらない。ただ、ホイール キャップが一個残されていたのだが。

巡査は、酔っぱらい運転かもしれないが、夜が明けて謝りにくるかもしれない
ので、来たら連絡してくれと云って 帰って行った。最近は一日で修理してしまう
し、判らずに終わることも多いとも言った。人身事故ではないので 本気で捜査
することはしないのだろう。

細かい破片を清掃しておこうと思ったのだが、さっき使ったほうきが見当たら
ないのである。
夜が明けて、昼になっても誰もやってこなかった。しかたなく車を修理屋に取り
に来て貰う。30万円程度掛かる かもしれないと言っていた。

踏んだり蹴ったりだ。いったい世の中どうなっているんだ。
と腹を立てていたのであるが、翌20日の夜,本人が菓子折を持って謝りに
来た。警察にも事故を起こしたと申し出たそうなので、ここは一件落着と云う
ことにしよう。



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