還暦つれづれ草
新任監査役のための基礎知識研修講座
と云う長い名前の講座が二日間にわたりあり、このくそ暑い中,大阪まで行って
きたのであります。
ほんとに久しぶりにホテルに泊まるのですが、経費節減に協力すべくインターネ
ットの「旅の窓口」とやらで予約しました。なにしろ一割引にはなりますし、7千円
以下と入力すると、7千円以下で空室のあるホテルがリストアップされます。それ
も,指定した駅の周辺のホテルです。便利だなあと感心しました。
さて、研修講座は、新任といっても年寄りばかりなのが特徴的です。見るからに
ご年輩だなと思われる方もいらっしゃいます。
1日目の講義が終わり、ぞろぞろと表に出ようとしたとき、入り口で待ちかまえて
いて、「監査役、監査役」とだいぶ年輩の人を、待たせてある黒塗りの車に案内
する光景が二・三目に付きました。同じ新任監査役でも随分と違うものだなと思
いながら、汗だくになって地下鉄は淀屋橋駅まで歩いたのでした。
せっかく大阪に来たのだからと、関西支社を視察することにしました。視察などと
言うと,何かこう監査役らしくかっこいいのですが、汗みどろでたどりついたら、主
なメンバーは大切なお客さんと懇親会があるとかで出掛けてしまい、後には数人
女性が残っただけでした。もう就業時間も終わっているので、汗が引くのを待って
引き上げました。
ホテルに向かって歩きながら、生ビールでもと思っていたら、手打ち蕎麦という
看板があり、生ビールもつまみもありそうなので入ることにしました。しかし、たこ
酢もまぐろの山かけも期待したものではなくて、ざる蕎麦でしめましたが、これも
いまいちと云う感じです。まあ2900円は仕方がないとしても、今回の宿泊日当
は2000円しか貰えないので、今日の昼飯(すしそばセット750円,そこの店で
はこれが人気だった)も含めて持ち出しとなります。
あの黒塗りの車に乗った新任監査役はこんなしけたことは考えないだろうな。