還暦つれづれ草


雪山散歩

またまたカミさんを連れて六呂師高原スキー場へやって来ました。天気はいいし、カミさんが雪の
上を歩くためにあれからすぐに新しい長靴を購入したのですから、ほっておく訳にはいかないのです。

今日は日曜日でスキー場の駐車場はこの前より車は多いみたいでしたが、ゲレンデは空いてい
ました。我々がゲレンデの左横を登っているときは、スキー回転の計時を2カ所で行っていて、可
愛らしい小学生がばっちり決めた服装で滑っていました。えいこらさと登っている我々を見てニコ
ニコ笑っていましたが、ほんとうに可愛らしかったですね。私らには女の子がいなかったもので。

ゲレンデの横は歩きやすいですがなかなか距離がありました。上のリフトの終点近くは急登です。
カミさんはスノーシューで割とすたすたと登って行きます。いつもゴルフ場を歩き回っているせいか
好調の様です。私は息切れがしてたびたび立ち止まってしまうのです。

 

旦那の方はどうも締まらない格好です、リフトの終点にて

途中立ち止まって休んでいたら、スキーで通りがかった美しいおばさんに「格好は決まっています
ね」と言われたのである。しかし格好だけでは登れないのだ。1時間近くも掛かってリフト終点に
到着。眺めはいいので証拠写真を撮る。

そこからは全く踏み跡のない尾根歩きで深いのだ。それでも初めのうちは傾斜が無いみたいなの
でカミさんも順調だったが、だんだんと周囲の樹々に雪が載ったままで雪深いと云う感じになって
きた。それに傾斜が加わってくるとスノーシューで雪山散歩という簡単なものではなくなってきたの
だ。



雪山散歩もこうなってくるとなかなかです 尾根の上

経が岳登山口のある林道まで行こうと思っていたが、食料もないことだし、あまりきつい歩きはや
めにして引き返すことにした。ここまで標高差390mを登ってきて、綺麗な雪景色の中を歩けたの
でカミさんも満足したみたいだし。

下りは早いのでスノーモービルの練習場を廻って駐車場に戻った。4km、3時間歩いたのだった。
大野の街中で温かいお蕎麦を食べた。帰り少し眠気のなかで運転をしていたら、携帯電話が鳴っ
て、長男の嫁さんが無事女の子を出産したとの報せだった。嫁さんに似て口が大きいとか。

(03年2月2日)


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