還暦つれづれ草


町内会の仕事


4月14日(日)は、山の会での山菜山行に参加の予定になっていたが、急に町内一斉清掃とかで
参加出来なくなってしまった。私は今年町内会の役員を頼み込まれて会計をしている。一応三役の
内ということで行事を休む訳にはいかないのだ。掃除が終わったら各戸に缶コーヒーやジュースを配
る手配をしなければならないのである。

7日(日)もレクリェーションということで、「健康の森」という町内から5kmばかりの処まで歩くはずだ
ったが、前夜来の雨が朝の内まで残っていたので中止となってしまった。私は前日、ビンゴゲームの
賞品を百円ショップで買い求め、一つ一つ袋に入れたりして準備をしたのだ。でも、中止になったおか
げでテレビでゆっくりと、あの懐かしい鉄腕アトムの特集を見ることが出来たのである。

昨年の役員さん達はなかなか創意的で、近くの健康の森へのウォーキングと花見を計画されたのだ。
それに較べると今年の役員は私を含めて年寄りが多いせいか、考えるのが面倒という感じで、安易
に昨年と同じ計画で行こうと云うことになったのである。ひょっとすると、もう一回あるメインのレクリェー
ションも昨年の役員さんが開拓されたところへ行くことになりそうなのだ。何という安易さ?!

まあ、この健康ウォークは昨年割と好評だったと云うし、高齢化著しい当町内にあっては健康増進とい
う面からみても好ましいし、弁当持参だからお金も掛からないしと、これは毎年続けて行われてもいい
なと思うほどのものなのである。

町内会の役員などはほとんどの人はやりたくないと思っているが、それは尤もだと思わざるを得ない。
一番起こって欲しくないのが葬式だ。町内の方が亡くなられたりすると葬式の手伝いもしなければな
らない。これは急にやってくる。先月それがあって、私は受付の後ろにいて、香典の袋からお金を抜き
取る役目をしていた。ところが最後締めたところ、計算の金額と現物が合わなくて、しばし頭を悩ませた
のである。

私が町内会長をしたときも葬式があって、ずいぶんと面食らったことがあった。残された方が若い方だけ
だと親戚の人で話の判る方が仕切ってくれないと、町内会が何でもやってくれると思われても困るのだ。
すべてが終わって身内の方々で料理を取ってお酒を飲んだりする時に、お酒のお燗までするはめになり
お銚子などの用意はないので、やかんでお燗をしたら、文句を言われたりしたのである。

先月のお通夜でも、町内の人達の受付だけでなく、親戚や会社関係の方々の受付も町内会でやった
のだ。お願いされた訳ではないが、受け付けをする人が必要だということなど気にしていないみたいで
次々と弔問客が来てしまったので仕方がなくやるはめになってしまったのである。こういう時、親戚の
主だった方が気を配って指図するべきだと思いますね。

焼香の順番を巡って喧嘩となるのも困るけど、男を作って飛び出した元奥さんがやってきて、亡くなった
旦那にお線香を上げたい等ということになると話がややこしくなるらしい。まあ、たとえそんなことがあっ
ても我々にとってはどうでもいいのですがね。

そして、町内の行事は、6月のレクリェーションから夏祭り、運動会、文化祭とまだまだビッグイベントが
待っているのだ。

(4月12日)



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